各サイトの横にある数字は、このリストで最も役に立たない情報だ
この手のバックリンクリストは数週間ごとに出回り、いつも同じ形で現れる。プラットフォーム名、DRスコア、そして「高いほど良い」という暗黙の約束だ。
Starter Story(DR 76)、Niche Pursuits(DR 74)、DevTo(DR 91)、Hashnode(DR 83)、Pinterest(DR 97)、Flickr(DR 94)、Vimeo(DR 96)、YouTube(DR 99)、Substack(DR 94)、SaaSHub(DR 81)、そして残りのサイト群。
スコアはおおよそ正しい。問題は、創業者がそれをどう使うかだ。DR 99のサイトは強力なドメインだ。だからといって、そこから得られるリンクが強力になるわけではない。DR 99のYouTubeは、あなたが管理していないサブドメイン上のページを渡し、そのリンクが何かを伝えるかどうかは不明で、同じクロールバジェットを奪い合う数百万の他チャンネルと競わせることになる。DR 76のStarter Storyは、本物の編集基準を持ち、すでにスタートアップのストーリーを探している少数で特定の読者層を持つドメイン上のページを渡してくれる。
ローンチから6か月の企業にとって、通常はどちらか一方のほうが価値が高い。そして普通は、数字が大きいほうではない。
以下では、18のソースを実際に何を届けるかで並べ替え、そのうえで1週間を投じる前にリンクを確認する方法を示す。投稿の手順そのものは、AIを使ったスタートアップのバックリンク構築ワークフローでより詳しく扱っている。
ドメインの強さではなく、何が得られるかでリストを並べ替える
ここにあるソースはすべて、5つのバケットのいずれかに収まる。スコアよりもバケットのほうが重要だ。バケットは、後で何を測ればよいかを教えてくれる。
何が得られるか | ソース | 何を測るか |
|---|---|---|
編集枠 | Starter Story、Niche Pursuits | 参照セッション、指名検索の増加、その記事が他で引用されるか |
自社で使える発信面 | DevTo、Hashnode、Substack | 購読者の増加、リピート読者、そのコンテンツ自体が順位を取るか |
構造化された製品掲載 | SaaSHub、および同系統の小規模ディレクトリ | 質の高い参照トラフィック、トライアル登録、カテゴリページでの可視性 |
ビジュアルと動画の発見 | Pinterest、Flickr、Vimeo、YouTube | 再生数、保存数、視聴時間、アシストコンバージョン |
ブランドの足跡 | 残りのプロフィール系・コミュニティ系サイト | 指名検索、AI回答におけるエンティティ認識 |
スタートアップが同じ月に5つすべてを必要とすることはほとんどない。買い手がすでに注意を向けている2つのバケットを選び、残りは調査プールとして扱う。

キャプション: 5つのバケット、5つの異なる成功指標。このように並べ替えると、SubstackのニュースレターをProduct Huntのローンチと同じ基準で評価しなくなる。
編集枠: Starter Story と Niche Pursuits
この2つは、リストの中で唯一、あなたのストーリーを掲載する価値があるかを他人が判断するソースだ。
Starter Story は創業者インタビューとビジネスの分解記事を掲載する。読者は他の創業者、インディー開発者、そして特定のタイプの企業がどう始まったかを調べている人たちだ。あなたのスタートアップに、実際の意思決定、ピボット、流通の実験、驚かされた数字を含むストーリーがあるなら、これを語るのに適した場所のひとつだ。製品ページしかなくストーリーがなければ掲載されないし、それでも提案すれば関係を消耗するだけだ。
Niche Pursuits はニッチサイト構築、コンテンツビジネス、オンライン収益プロジェクトを扱う。深いインフラ系ツールよりも、コンテンツ主導またはSEO主導の製品に適している。読者は、あなたが説明したことを実際に試す実践者であり、初期の意見の強いユーザーを得る良い源になる。
両方が与えてくれるのは、編集の文脈の中にあるリンクだ。あなたがいなくても存在する理由のあるページ上のリンクである。アルゴリズム更新を生き残りやすいのは、このタイプのバックリンクだ。
与えてくれないのは量だ。1件の掲載に数週間の提案を要すると考えておくべきで、ほとんどの提案は断られる。正しいアプローチは、それぞれが最近公開した20本を読み、ローンチの予定ではなく、そのパターンに合うものを提案することだ。
自社で使える発信面: DevTo、Hashnode、Substack
この3つは許可を求めずに公開できる。それが魅力であり、同時に罠でもある。
DevTo と Hashnode は開発者向けの公開プラットフォームだ。どちらも技術記事をホストし、自社サイトにリンクするプロフィールを与えてくれる。価値は、開発者がリンク抜きでも読むようなものを書くことから生まれる。移行の記録、ベンチマーク、ポストモーテム、ライブラリの比較などだ。そこにマーケティング告知をクロス投稿しても、誰も読まないページと誰もクリックしないプロフィールが残るだけだ。
Substack はまずニュースレターのプラットフォームだ。公開ページ、アーカイブ、そして手元に残るメールリストを与えてくれる。スタートアップにとって有用なのは、狭く具体的な切り口を持つ創業者またはエンジニアリングのニュースレターであり、会社ブログの二番煎じではない。資産はリストだ。バックリンクは副作用にすぎない。
3つすべてに共通する注意点がひとつある。ユーザー生成コンテンツのプラットフォームからのリンクは、しばしば ugc または nofollow とされ、エンゲージメントのないプロフィールは低価値とみなされる。リンクは本物だ。ランキングシグナルは当てにできない。当てにできるのは参照トラフィックと、DevToでよく読まれた記事や成長するSubstackが、検索エンジンとAIシステムに自社が何をする会社かを示す一貫した説明をもうひとつ与えるという事実だ。
構造化された掲載: SaaSHub とその周辺
SaaSHub は、比較ページ、代替製品ページ、カテゴリ掲載を持つソフトウェアディレクトリだ。この系統のディレクトリは、リストの中で最も誤解されているソースだ。入力フォームに見えて、実際には小さなSEOプロジェクトのように振る舞う。
優れたものは「X alternatives」や「X vs Y」のクエリで上位を取る。つまり、すでにツールを比較している人の前にあなたの掲載が現れうる。これは本当に有用なトラフィックで、このリストのどのソースよりも質の高いトラフィックであることが多い。
悪いものは、編集の監視もトラフィックもなく、売るためだけに存在するリンクを持つ自動生成ページだ。そうした場所への投稿は、Googleのスパムポリシーがリンクスキームと表現する行為であり、後でのクリーンアップ費用は今の利益を上回る。
どのディレクトリに投稿する前にも、簡単なフィルタをかける。ディレクトリ自身の名前で検索するのだ。自社ブランドで上位に来ないなら、あなたのカテゴリでも上位には来ない。次に、掲載されるカテゴリページに、本物の説明を持つ実際の掲載があるか、それとも薄い項目の壁かを確認する。
ビジュアルと動画の発見: Pinterest、Flickr、Vimeo、YouTube
この4つがリストにあるのは、大規模でよくクロールされるドメインだからだ。理由はそれだけだ。強力なドメインがたまたま所有している発見チャネルとして扱い、リンクソースとしては扱わない。
YouTube は、ほとんどのスタートアップが真剣に取り組むべきものだ。製品のウォークスルー、セットアップのチュートリアル、実際の問題を記録した分解動画は、何年にもわたって視聴者を連れてくる。動画説明欄のリンクは通常 nofollow なのでSEO価値は限られるが、YouTubeの動画はGoogleの検索結果に現れ、AI回答に取り込まれることも増えている。適切なタイトルを付けたチュートリアルは、リンク属性とは無関係の可視性資産だ。
Vimeo も同じ理由で、より小規模に機能する。読者層が異なり、埋め込み体験もすっきりしている。すでに動画を制作しているなら、そこへミラーするコストはほぼゼロだ。
Pinterest は、製品がビジュアルまたはテンプレート型の成果物を持つ場合にのみ、労力に見合う。インフォグラフィック、チェックリスト、比較カード、ビフォーアフター図はよく機能する。B2BのAPIツールは機能しない。
Flickr は、ほとんどのスタートアップにとってリスト中で最も適合度が低い。写真コミュニティであり、リンク価値はごくわずかだ。本物の写真や画像ライブラリの切り口がない限り、飛ばしてその1時間を別の場所に使うべきだ。
ブランドの足跡: 残りのプロフィール系・コミュニティ系ソース
リストの残りは、あなたの会社を見つけやすくし、一貫して説明しやすくするために存在する。AI回答エンジンが複数のソースからブランド像を組み立てるようになり、この価値は高まっている。
ここでの実務的な仕事は一貫性だ。同じ会社名、同じ一行説明、同じカテゴリの言葉、同じURLを、どこでも使う。あるサイトでは「AI駆動の成長プラットフォーム」、別のサイトでは「SEO自動化ツール」と書かれたプロフィールは、回答エンジンに相反する2つの事実を与え、選ぶ手段を奪う。
ここにリスクも潜む。RedditやQuoraのようなコミュニティプラットフォームは、通りすがりの宣伝を素早く、そして恒久的に罰する。うまくいくルールはこれだ。役に立つことを言える場所で参加し、リンクが読者の時間を節約するときだけリンクする。バックリンクがなくても存在する価値のないページなら、作らない。
1週間を投じる前にリンクを確認する
ここが、ほとんどのリストが飛ばす部分だ。あるソースに本当の時間を投じる前に、実際に何が得られるかを検証する。
チェック | 方法 | 何がわかるか |
|---|---|---|
リンク属性 | テストページを公開するか、既存ユーザーのプロフィールのリンクを調べる | followedリンク、 |
インデックス | 数週間後に | そのプラットフォームがそもそもあなたのページをインデックスさせるか |
参照の実態 | 30日後にアナリティクスでそのドメインからのセッションを見る | 実際に人がクリックするか。これが唯一保証される利益だ |
カテゴリページの品質 | 掲載されるページを開く | 厳選されたリストに加わるのか、薄いディレクトリに入るのか |
編集基準 | 最近公開された10本を読む | あなたの投稿に見込みがあるか |
リスト全体に広げる前に、2つか3つのソースでこれを実行する。結果はたいてい、優先順位を変えたくなるほど意外で、1か月ではなく1午後で終わる。

キャプション: 規模を広げる前に、2つか3つのソースで実行する5つのチェック。優先順位を変えるのは属性チェックだ。
今週このリストでやるべきこと
リストを上から順に片付けない。代わりにこうする。
- 買い手に合う2つのバケットを選ぶ。初期のスタートアップの多くは、編集枠1つと構造化された掲載1つから始めるべきだ。
- 各ソースが必要とする具体的な資産を書き出す。Starter Storyには創業者ストーリー、DevToには技術記事、SaaSHubには比較に耐える製品説明。これらは3つの異なる作業だ。
- 他のソース向けにコンテンツを作る前に、1つのソースでリンクの種類を検証する。
- 30日後のレビューを設定する。参照セッションも指名検索の動きも生まなければ、そのソースをアーカイブして次に移る。
リストはメニューだ。チェックリストではない。丁寧に取り組んだ18のソースは、週末に投稿した18のソースに勝る。そして後者が、6か月後に片付け仕事を生むやり方だ。
FAQ
高DRのバックリンクソースは常にスタートアップにとって良いですか?
いいえ。DRはドメインの強さを表すもので、そこから得られるリンクの価値ではありません。DR 99のプラットフォームがトラフィックのないページにnofollowリンクを返すこともあれば、DR 76の編集枠が何年も質の高い読者を送り続けることもあります。ソースを読者層とコンテンツに合わせ、実際に何が届くかを測定してください。
このリストでfollowedリンクをくれるのはどれですか?
プラットフォームによって異なり、予告なく変わります。DevTo、Hashnode、Substack、およびディレクトリ系サイトは、一般にユーザーリンクを ugc または nofollow としますが、特定の文脈でfollowedリンクを許可するものもあります。編集枠は通常、記事内にfollowedリンクを含みます。確実に知る唯一の方法は、時間を投じる前にそのプラットフォームの実例を確認することです。
これらのソースからのバックリンクは、どのくらいで効果が出ますか?
参照トラフィックは公開から数日で現れることがあります。ランキングやAI可視性への影響は通常、数週間から数か月かかり、単一のリンクに帰属させるのは困難です。参照セッション、指名検索量、そして自社の説明が複数のソースで一貫して現れ始めるかどうかを追跡してください。
SaaSHubと同じ系統のディレクトリすべてに投稿すべきですか?
いいえ。ディレクトリの品質は大きく異なります。そのディレクトリが自社ブランド名で上位に来るか、カテゴリページに実際の掲載があるか、トラフィックを送っているかを確認してください。多数の薄いディレクトリへの投稿は、Googleのスパムポリシーがリンクスキームと表現するパターンであり、後でそれらを削除するのは手間がかかります。
リンクがnofollowでもDevToやHashnodeに公開する価値はありますか?
はい。リンク抜きでも開発者が読むものを公開するなら、価値があります。参照トラフィック、プロフィール、そして自社製品についての一貫した説明がもうひとつ増えることには、いずれも価値があります。投稿する唯一の理由がリンク属性なら、その労力は別の場所に使うほうがよいでしょう。
著者: Hannah Pierce(Auspia のB2B SEOグロース実践者、12年)。スタートアップSEO、買い手中心のコンテンツ、小規模な成長チーム向けの実践的な検索ワークフローについて執筆しています。




